2日目のハイライトは国営ひたち海浜公園です。手入れが届いた広大な公園は、年齢を問わず楽しむことができます。また、パワースポットとして珍しい兄弟神社2社に立ち寄った後、定番の買い物を楽しみます。

国営ひたち海浜公園はお花がきれいな人気の時期は大変混み合うため、早めに入場し、ゆっくり過ごしましょう。

掲載内容は取材時点の情報です。最新の情報は、それぞれの公式情報をご確認ください。

レポート：くるま旅クラブ事務局

湯YOUパーク ホテルニュー白亜紀から歩いて５分ほど。敷地隣にある「酒列磯前神社」に参拝しましょう。日の出を楽しんだ後、神社まで歩くと早朝の良い散歩になります。終日、参拝ができます。
社殿に向かう参道の両側には、樹齢300年を超えるヤブツバキやタブノキが密生しており、約300mにも及ぶ神秘的な木々のトンネルとなっています。早朝のためか、参拝客は地元の方だけのようで、ゆっくりと過ごすことができます。
境内には高額当選された方が奉納した「亀石象」があります。神社にお参りして、亀石象に触ると御利益があると評判ということで、 大安日には大にぎわいだそうです。
後ほど、兄弟神社の「大洗磯前神社」にも伺います。常陸のパワースポット2社をめぐりましょう。

国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸にある大きな公園。四季を通じて様々な花が咲いており、いつ、どのような花が咲いているかは公式ページで見ることができるほか、メールマガジンやSNS（Facebook, Instagram, Twitter, YouTube）でも確認することができます。
特に春のネモフィラ、秋のコキアは人気が高く、大変混み合うため、朝早く到着するのがおすすめです。通常開園時間は9時ですが、人気の時期は開園時間が繰り上がる事があります。こちらも公式ページで情報を得ることができます。
今回は10月初めに訪れたため、コキアの色づきが始まったばかり。それでも、みはらしの丘に密集しているコキアは見栄えがあります。みはらしの丘の頂上からは太平洋も望め、とても気持ちよい時間が過ごせます。
いろいろな花をめぐりながらゆっくり歩いたり、園内を回っているシーサイドトレイン（有料）を利用して広大な敷地の園内を楽しんではいかがでしょう
なお、国営ひたち海浜公園はペット連れの入場も可能です（入り口で「ペット同伴誓約書」記入が必要。シーサイドトレイン・プレジャーガーデンは利用不可）。

大洗磯前神社は朝訪れた酒列磯前神社の兄弟神社です。神社にも駐車場はありますが、岩礁に立つ神磯の鳥居を見るなら、海沿いの道にある大洗公園から徒歩の移動が便利です。
神磯の鳥居は祭神の降臨地と伝わる場所。波が打ち寄せる鳥居は珍しい光景です。足下に注意して進みましょう。なお、神磯の岩礁は禁足地（足を踏み入れるのを禁じられている神域）のため、遊歩道から先は近づけません。
大きくて立派な鳥居をくぐり91段の階段を上ると、立派な拝殿が現れます。
拝殿の彫り物は華やかで立派。日光東照宮を連想するような派手さです。
ペット連れは可能ですが、境内での排泄は禁止とされています。あらかじめマナーベルトを着けるなど対策をして、気持ちよく参拝しましょう。

そろそろこの旅も終わり。最後はお土産を買いに行きましょう。 那珂湊漁港前に11店舗が軒を連ねる「那珂湊おさかな市場」は、大洗磯前神社から車で7分ほど。旬の魚介類、那珂湊や近海で漁れる地魚を豊富に取り揃えています。
キャンピングカーの駐車場入り口は通常と異なり「大型専用入口」から入ります。公式ページの「アクセス」から入り口を確認しておくことをお勧めします。
食べ歩きや、食事処もあり、楽しめます。

那珂湊駅近くにある「ほしいも専門店 大丸屋」は創業明治30年のほしいも専門店。お店の前には巨大なほしいもや恐竜のオブジェ。駐車場そばにはほしいも乾燥施設と珍しい物が並びます。
店内には数多くのほしいも商品の他、らっきょう、スイートポテト、ジェラートがあります。ほしいもの種類も、紅まさり・いずみ・紅姫などたくさん。わんこ用の商品や、お買い得品もあります

2日間の旅行もあっという間に終わり。あとは近くのICから安全運転で帰りましょう。
季節を変えて、何度か訪れてみたいコースです。