2日目は中伊豆から東伊豆を経由し南伊豆へ進みます。
この旅一番のお食事処があるのも魅力のひとつ。
移動距離がやや長くなりますが、多くの魅力的なスポットへ訪れます。
掲載内容は取材時点の情報です。最新の情報は、ご確認ください。
【Day2-1】すり鉢状のスコリア丘が美しい火山
大室山
大室山は標高580m。約四千年前の噴火でできた直径250から300mほどのすり鉢状の噴火口を持つ火山です。火山から流れ出した大量の溶岩が、現在の伊豆シャボテン公園の小高い丘を作りました。さらに、海に流れ込んだ溶岩によりできた『城ヶ崎海岸』など、周辺では大室山が作り上げた広範なジオを見ることができます。
すり鉢状の火口周りの散策は約20分から30分のコース。頂上にはお土産物店もあるので、散策後に名物の「大室山三福だんご」を頂いて一休みするのがおすすめです。
名称：大室山
住所：〒413-0234 静岡県伊東市池
詳細情報：https://izugeopark.org/geosites/omuroyama/
【よ・り・み・ち】伊豆半島の素材を使ったクラフトサンドイッチ
キャトルサンドイッチズ
大室山から車で10分ほど、伊豆高原エリア内にクラフトサンドイッチ店の「キャトルサンドイッチズ」はあります。ここでは、地鳥の新鮮卵を使った手作りマヨネーズや、煮込んだトマトとバジルの手作りケチャップ、地元の新鮮野菜をふんだんに使ったサンドウィッチでなどが楽しめます。小麦粉を使わない具沢山のクラムチャウダーは、御殿場で作られたスモーキーなベーコンが入っていて、食べ応え抜群。その場で作るシェイクもおすすめです。
名称：キャトルサンドイッチズ
住所：〒413-0232 静岡県伊東市八幡野１２４４−７４
詳細情報：https://cattlesandwiches.com/
【Day2-2】柱状の割れ目が見られる
爪木崎（つめきざき）
爪木崎駐車場から徒歩で6分ほど歩いた崖の上から、柱状の岩が整然と積み重なった「俵磯」と呼ばれる景色を見ることができます。俵磯は、いわば、「自立したカット状のところてん」といった雰囲気。珍しい岩の形を楽しむことができます。
さらに足を伸ばせば、「恋する灯台」として認定されている爪木崎灯台に出ることができます。なにが恋するのかは、現地で確認しましょう。
名称：爪木崎
住所：〒415-0014 静岡県下田市須崎
詳細情報：https://izugeopark.org/geosites/tsumekizaki/
【Day2-3】大きな天窓を見上げる不思議な地形
龍宮窟
龍宮窟は、波が打ち付け、崖の弱い部分が削られてできあがった海の洞窟です。天井の一部が40mから50mも開いているのは、伊豆最大級。火山礫が作った崖肌は黄褐色に輝き、あたかも黄金のように見えます。この黄褐色と海の青とのコントラストはすばらしい眺め。まるで『紅の豚』にでてくるような、海から見たら隠れ家的な存在です。
駐車場は横に傾斜になっているので、エントランスドアの開閉には注意しましょう。
名称：龍宮窟
住所：〒415-0029 静岡県下田市田牛
詳細情報：https://izugeopark.org/geosites/ryugukutsu/